大阪早稲田俱楽部の2023年度定時総会が5月26日(金)、大阪新阪急ホテルで開催されました。ご来賓を含め、120人が参加。コロナ禍が明けて心おきなく集うことができ、懇親会では歓談の輪が広がりました。
総会に先立ち、アサヒビールの前取締役社長の平野伸一さん(昭54年教育)が「アサヒビールの経営理念の導入と戦略について」のテーマで講演。圧倒的なシェアで立ちはだかるキリンビールを前に苦難の時代の大リストラの機微、スーパードライの大ヒットの裏話、社員の意識改革と歴代社長のリーダーシップによる巻き返しの妙などを熱っぽく語っていただきました。
総会では熊澤一郎会長(昭51年商)が「歴史ある大阪早稲田俱楽部がさらに進化した組織になり、充実した活動を展開し、母校の支援を引き続き行っていくよう努めます」と挨拶。2022年度、23年度の活動、決算、予算、役員人事案などがはかられ、可決されました。
続く懇親会では、マスク姿もちらほら。アクリル板のないテーブルで、料理も久しぶりのビュッフェ形式となりました。黒川明・校友会大阪府支部長(昭52年政経)が「きょうのようなフェイス・トゥ・フェイスが懇親会の醍醐味です。楽しく語らい合いましょう」と高らかに乾杯の杯を挙げました。
大学本部から川上泰雄理事、三木省吾校友会事務局ら、さらに近隣の校友会から永島宣彦京都府支部長、大平順一滋賀県支部長にご来賓として参加いただきました。
着席ではありましたが、ドリンク片手にテーブルを巡って愉快な懇談が見られました。ステージでは、早稲女会や食べ歩き会、Wフォーラム、関西演劇文化研究会、ゴルフなどの部会の活動PRがあり、和田浩孝副理事長(平1年教育)が「人生劇場」の一幕を朗々と語り上げ、喝采を浴びました。締めの校歌斉唱もこのところ口パクか“黙唱“だったのが、晴れて堂々と。応援部OBの林怜矢さん(平28年社会)による圧巻のリードで高らかに歌いました。
大阪早稲田倶楽部